ニリンソウとチゴユリ

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ニリンソウはキンポウゲ科の多年草、チゴユリはイヌサフラン科(以前はユリ科)の多年草で、いづれも春中盤あたりに里山で普通に見られます。

ニリンソウは名前の通り、2つの茎からペアで花を咲かせますが、同時ではなく少し時間差をおいて咲きます。白い花びらに見えるのは実は萼片で、花びらはありません。希にですが先祖返りでしょうか、緑色の花を付けることがあります。有毒なものが多いキンポウゲ科の中では珍しく、春の若葉は山菜として茹でて食べることができます(生では毒性があります)。ただし、葉っぱが有毒なトリカブトによく似ているので気を付けなければいけません。

ニリンソウ

チゴユリはニリンソウより少し後から咲き始めます。イヌサフラン科チゴユリ属に分類されており、百合のような球根はありません。イヌサフランは有毒ですが、チゴユリは毒性は確認されていないとのことです。

チゴユリ

(羽村草花丘陵にて)

藤田

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